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1.チーズライフは道具が大切
道具をそろえる。これもチーズを楽しく味わうための秘訣の1つです。チーズの専用器具は実にたくさん出ていて、これからチーズに取り組もうと思っている人には心躍るものがあります。まずはハードチーズをおろすためのおろし器。これはおろし金タイプやかつお削りタイプ、リナー型といろいろあります。また普通の包丁ならくっついてしまうようなチーズも、専用ナイフならきれいにカットできます。
崩れやすいチーズを切る時に便利なカッターに、ギロチンと呼ばれるものがあります。ほかに、食卓で切り分ける時のボードも1枚は欲しいですね。
チーズに必要な道具リスト
ナイフ・スライサー
チーズを食べる楽しみは、さまざまな小道具を使いこなす楽しみでもあります。ナイフとスライサーだって、こんなにいろいろあるんです
パルメザンナイフ
硬いチーズ用のナイフ
オメガナイフ
チーズが刃にくっつかないような工夫が
研磨棒
ナイフを研ぐための小さなグラインダー
ピザカッター
ピザ用に使う回転式のカッター
チーズスライサー(ピアノ線)
チーズを薄くスライスしたいときの必需品
チーズスライサー(T型)
ローラーがついているので、手際よく削れる
おろし器
硬めのチーズをさまざまな形におろすために使います。おろし方には、粉状、麺状などのタイプがあります
チーズおろしがね
硬いチーズを粉状におろすためのもの
チーズリナー
ハンドルを回し、チーズを麺状にする
チーズリナー(タンク型)
タンク・タイプのもの。チーズを麺状にする
ギロチン
柔らかくて崩れやすいチーズを切るときに使うカッター。フルーチーズやクリームチーズのカッティングには欠かせない小道具です
ボードギロチン
ポードにワイヤーが固定され、切りやすい
ギロチン木製
取っ手を下に押し、ワイヤーでチーズを切る
木製ボードギロチン
ボードが木製になっている
ジロール
特定のチーズを花びらのように削る専用器具
ワイヤーカッター
くずれやすいチーズをじょうずに切り分ける
フォンデュ・ラクレット類
スイスの伝統料理である、チーズフォンデュとラクレット。本格的に楽しむには、やっぱり専用グッズです
パーティーフォンデュ鍋セット
チーズフォンデュ専用の器具セット
チェスコフォンデュ鍋セット
ストーブや鍋など一式がセットになったもの
フォンデュ皿
チーズフォンデュを楽しむ専用皿
ラクレットオーブンアンピアンス
大型オーブン。溶け出すチーズを皿で受ける
プラトー・プレート類・ボード類
チーズのおいしさをさらに引き立ててくれるのが、チーズトレーの数々です。お気に入りのトレーで自慢のチーズを演出しましょう
サントモールプラトー
凝ったデザインの縦長プラトー
蔦プラトー
蔦の装飾が、チーズの演出にとても効果的
ドライフラワープラトー
ドライフラワーをあしらった個性的なトレー
チーズプレート
異なった絵柄も魅力的なプレートセット
チーズボード
チーズを切るときに愛用する
2.チーズの切り方にも約束ごとが
美しく切るのも、チーズをおいしく食べるための演出の1つ。丸ごとかぶりつく人はいないと思いますが、かりにそんなことがあるなら、ちょっと寂しい感じがします。しかもチーズには実は正しい切り方があって、これはおいしさを平均的に味わうための約束ごとです。例えば力マンベールは外側から順に中に向かって熟成が進んでいきます。この場合は、中心から放射状に切っていきます。棒状のものは輪切りにします。また味の濃い青カビタイプは薄めに、ハードタイプも薄めですが味のムラが少ないので、方向はあまり気にしなくていいでしょう。
切り方の基本は、ケーキをカットするときの要領に似ています。要するにどのピースもおいしさが平均していること。言い換えれば熟成状態が、切り分けたチーズに平均して行きわたっているようにということです。
熟成の仕方は白カビチーズやウォッシュチーズのように外側から内側に進んでいくものもあれば、青カビチーズのように内から外に進んでいくものもあります。あるいはセミハードやハードのようにほぼ同時にというものもありますが、いずれにしても味が平均していきわたるように、中心から放射線状に切るのが基本です。
カマンベールに代表される円形
力マンベールは外側から内側にかけて熟成が進むタイプ。中心から放射線状に切り分けます。あるいは半分に切ってそれをさらに4等分すると、熟成部分が平均した8ピースのチーズに等分されます。
青力ビチーズなど大型の円筒形
青カビチーズのように、ちょっと大きめの円筒形チーズは、すでに放射線状に切られて売られている場合が多いので、それをさらに同じ熟成状態が行きわたるよう、くさび型に切り分けます。
シェーブルチーズなど榛状のもの
シェーブルチーズのサントモールのように、棒状のものは輪切りにします。厚さはお好みですが、あまり厚すぎるのは野暮ったいですし、逆に薄すぎるのも味気ないもの。 風味の強さに合わせて切りましょう。
シェーブルに多い変形ピラミッド型
プリニー・サンピエールやピラミッドのように、シェーブルチーズに多いのが変形ピラミッド型(台形)。でも切り方の心は円筒形のものと変わりません。中心から外側に向かって放射線状に切り分けます。
ポン・レヴェックなどの角型
ウォッシュタイプのポン・レヴェックに代表される角型も要領は円筒形や円形と同じ。中心から外側に向かって放射線状に切ります。まず4等分してからさらに半分に切ると、平均した大きさの8ピースが出来上がり。
セミハードやハードタイプ
セミハードやハードタイプのチーズは熟成が平均しているので、特に決まった切り方はありません。ただ、おいしさや食べやすさから言えば薄めのほうがグッド。カッターや専用のスライサーで薄めに切ります。
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